Monthly Archives: 11月 2009 - Page 2

想像すること、形にすること

考え得ることは実現するという話を良く聞きますが、それは確かにそうだなと思います。

映画に見るSF的な世界も人が考えたことで、いつかは実現するであろうものが沢山あるし、現実に実現したものも多数あると思われます。

昔考えていた程度の低い個人的な目標も毎日想像して考えてきた結果、いくつかは達成しているように思います。

今後は、どの理想に焦点を当てて毎日悶々と夢見ていくか。
大方形が出来上がりつつあります。

毎日毎日夢見て想像していると、現実に形になるのじゃないかと思います。

形になることで、少しでも多くの人が幸せになれる。
そんな夢を毎日想像できる人間になっていきたいと思いました。

パティシエ 辻口博啓氏

辻口博啓氏という石川県出身のパティシエがいます。国際コンクールにおいて3度優勝。スイーツの専門店、カフェなどを複数経営しており、最近は、サマンサのジュエリーデザインやドコモの携帯デザインなど様々なフィールドで活躍しています。

辻口氏の実家は和菓子屋さんだったのですが、小学3年生の頃に友達宅で出された誕生日のショートケーキに大感動し、瞬く間に洋菓子の虜になり、洋菓子職人になることを志します。

貪欲に追求―盗めるものは盗む

高校を卒業すると、すぐに上京して住み込みで働ける洋菓子店を探します。最初は、初任給4万5千円、部屋代が1万5千円、将来お店を持つための貯金が1万円、自由に使えるお金は2万円という状態でスタートします。

職場では先輩の仕事を目で見て盗み、休みをもらう度になけなしのお金をはたいてお菓子屋巡りをして、コンクールで優勝しているようなお店ではゴミ箱もあさってその美味しさの秘訣を探ったと仰っていました。後で出てくるコンクールの話のときには、歴代の優勝者の写真を枕元において、自分とはどう違うのか考えながら寝ていたそうです。

目標を達成する熱意と気合

また、辻口氏はお金もコネもない自分がどうやったら機会を与えられるか考えたときに、コンクールで優勝するのが近道だと考えました。しかし、国内のコンクールで優勝しても状況は何も変りません。じゃ、世界だということで、フランスの国際大会に出ます。貯金をはたいて1ヶ月前から現地の安宿に泊り込みで準備を開始。安宿なので調理場が狭くて課題の準備ができないので、どうしたかというと、トイレをピカピカに掃除してそこで課題の練習をしたということでした。気が付いたら便器にもたれて寝ていたこともあるそうです。

トイレはどうかと思いますが(笑)その意気込み、熱意、気合が大切だということですね。国際コンクールで世界一になってからは、色々と仕事のオファーがくるようになり、お店を持つキッカケとなり現在に至ります。

努力の継続

寝る間も惜しんで朝から晩までお菓子一緒の生活を10年間続けると、お店を持つご縁を与えられたそうです。才能が無い自分でもひたすら努力をしたらお店が持てたということは、誰でも10年間努力をすればお店がもてるということだとも仰っていました。

―能力なんて関係ない。やるか、やらないか、それだけです。

やり続けることが一番難しい才能だとつくづく感じます。

変化し続ける―自分との戦い

有名になり、うまくいったからといってそのままでは飽きられてしまいます。時代は常に変化し続けます。だから自分も常に変化し続けることを心掛けています。と仰るように、お店の内装やメニューなども常に変えているそうです。だからこそ、今でも沢山のお客様に足を運んでもらえるのだと仰っていました。

ぶれないもの―信念と分度

色々な企業とのコラボレーションはありますが、辻口氏はぶれない志を持っています。それは、「お菓子と関係ないことはやらない」という信念です。

偉人は誰もそうかもしれませんが、自分の分度をわきまえている人が多いように感じます。分度、分限を超えたところで歯車があわなくなっていくそうです。

分度、分限を自分で見極めるのは非常に難しいように感じますが、一つは「覚悟」「決意」なのかなと思います。これでやる。これにかける。それ以外はやらないという一種のあきらめのような境地が分度を守る一つの秘訣なのかもしれません。

信念・決意を持って、努力を継続することが出来れば、道はおのずと開けてくるものだということを改めて気付かせて頂きました。

自分は辻口氏のように、死に物狂いで働けているのか…。
しっかりしなければなりません。

『致知』2009年12月号参考:致知2009年12月号

従業員の意識を変えた「一本の箒(ほうき)」

スーパー駅長たまで有名な和歌山電鉄貴志川線。
その鉄道の経営をしているのが和歌山電鐵であり、岡山県を代表する企業、両備グループです。

両備グループ代表の一人である小嶋光信氏は地方交通の再生請負人として有名で、数多くの地方交通を再生してきました。その、小嶋氏が一番最初に再生したのは両備運輸という会社の「旅客船部門」と「物流(トラック)部門」でした。

両事業は、株主からも撤退したほうがいいと要求されるほど、赤字がひどい状態でした。しかし、小嶋氏は、両備運輸の中で成長の余地があるのは物流部門だけだと目利きし、物流部門の再生にはいりました。

物流部門は当時、下請けの下請けで社員のモチベーションもモラルも非常に低い状態でした。まずは元請にするというので社員の教育からはじめるわけですが、当時の社員というのは、職場に成人誌は散らかっている、博打は打つ、交通事故は起こすといった散々な状態でした。また、改善しようにも、労組のトラック運転手の抵抗が半端なく、運転手達との集団交渉も一進一退でした。しかし、現場に通いつめ、運転手達の話しを聞き、一応の地ならしができました。

そこで、ようやく前向きな話ができるようになりましたが、運転手達にいきなり難しいことを要求しても無駄だと判断し、安全運転やマナーについての説明をしながら「一本の箒(ほうき)」という話をしたということでした。

小嶋氏「要するに荷物を受け取りに行く時には、必ず箒を持っていかせるのです。そして荷主さんに挨拶し積み込みが終わったら、その一帯を掃除して出発する。荷物を降ろす時も一緒。荷降しの前に掃除して、作業が終わったら箒を持って挨拶してから出発する。他のことはさておき、それだけを確実にやってもらうことにしました。」

渋々ながら、運転手さん達はやってくれたようでした。そうすると驚いたのは荷主さんたちで、「両備運輸は感心だ」というので、直接オーダーが入るようになりました。下請けから脱していくと、当然のように運転手さん達の目つきも変わっていったそうです。

難しいことを要求する必要はなく、シンプルで単純だけど大切なことを実践させる、或いは、していくということは非常に重要なことだと気付かせて頂きました。

小嶋光信氏は、経済とは本来「経世済民」であり、「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」ことであるとし、「会社に関わる社会や社員や顧客を苦しみから救うこと。これこそ自分が求める経営であり、利益を確保するのはその手段にすぎない」と仰っております。

小嶋氏のような理念と実行力を持ち、仕事をしていきたいと思いました。

『致知』2009年12月号参考:致知2009年12月号

PS.
というか、たま電車可愛いすぎる!!

仕組み作り

仕組みを作るということは非常に大切だと思います。

継続は力なり。という金言がありますが、価値ある行動は継続させなければ結果は出ない。習慣にしてこそ真価を発揮するということですが、継続させる「仕組み」を作るということは非常に大切なことだと思います。

個人的な習慣も、組織的なビジネスも、仕組みがあって初めて安定的な成果が出せるのではないかと思いました。

例えば、朝早く起きる。ということをとっても、盲目的に継続させようとすると、知らずのうちにミスをします。たとえば目覚ましをセットし忘れたり、単純に疲れていて目覚ましに気付かなかったり。色々ミスをする原因があります。

色々な原因があったとしても、100%起きることが出来る。というのが「仕組み」の強さだと思います。

その「仕組み」を個人の生活で構築することができるならば、それはきっと集団においての社会活動でも「仕組み」を作り、継続的な成果を生むことが出来るのではないかと思います。

「仕組み」を作らずとも習慣に出来ることはあります。それこそ「継続の力」だと思います。しかし、「継続」=「仕組み」とはなりません。仕組みのない継続というのは根性のいる作業です。言い換えると、場当たり的、個人任せだとも言えます。個人レベルでは己の精神力でなんとかなったとしても、関わる人が増えると一層難しくなります。

誰かと一緒に早起きをしようと決めても、個人で実現するよりはるかにハードルが上がります。自分以外の人の犯すであろうミスまで考慮に入れ、そのミスが極力起きないように「仕組み」を考える。うまくやれる「仕組み」を考える。

仕組み作りというのは非常にクリエイティブで面白い作業だと思います。

個人の努力を仕組みにするなら?と置き換えて考えられるように意識していきたいと思いました。

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凡事徹底

銀行から頼まれて、倒産した施設をずいぶん買ってきました。けれども、いまだかつて、倒産した企業で、きれいに整然と掃除が行き届いていた会社はありません。(by イエローハット相談役 鍵山秀三郎)

当たり前のことを当たり前にするということは非常に大切だなと改めて感じています。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)だったり、オアシス(おはようございます。ありがとうございます。失礼しました。すみません。)など、非常に当たり前で、やろうと思えば誰でも出来ることが実は疎かになっているのではないかと思いました。

働く環境、生活する環境は綺麗に保てているか。
人間関係は綺麗に保てているか。
そもそも、自分は清潔か。
心に歪みや濁りはないのか。

身の回りを綺麗にしていくと、順に整ってくる感じがします。
身の回りが綺麗であると自然と心も落ち着きます。

自分にとっての「当たり前」をしっかり時間を掛けて積み重ねていきたいと思います。

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素直な心―学んでも謙虚であれ

自分自身は、傲慢な態度を取れるほど知識・見識もないわけですが、色々なものを学んでくると、逆によくないことも出てくるのかなと怖くなるときがあります。

あぁそれはもう知っている、分かっているという傲慢さが出てくることです。
素直、謙虚な態度で物事に向き合えなくなることです。

素直さ、謙虚さが無いというのは非常に恐ろしいことだと思います。

それ以上成長する機会を逃すどころか、自己満足、優越感よりも遥かに大切にするべき人間関係を良くすることができなくなります。また悪くすることもしばしばあります。

態度や言葉としては表さなくとも、心のどこかで侮りがあると、それは必ず伝わると思います。

何事も侮ってはいけないと思いました。

松下幸之助翁は毎日「素直でありたい」と願えば、最後には「素直の初段」くらいにはなれると仰っておりました。

素直の初段を目指したいと思います。

PS.
蛇足ですが、翁の素直の10か条を紹介します。
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