Monthly Archives: 10月 2009

ピンチはチャンス

危機は好機と色々言い方はありますが、成功している経営者の話には付き物です。

どんな立場の人の話しを聞いていても転機というのは、辛い状態のときにあるのだなと感じます。

どうしよう。どうしよう。と必死に考えて初めて次のステップに進むことができると皆口を揃えます。

餃子の王将の場合
今年3月期連結決算の売上高550億、経常利益62億は過去最高だったという「餃子の王将」も、大ピンチを乗り越えて健全な経営体質になったそうです。1967年にスタートした王将ですが、バブルの時代を経ている多くの企業同様、不動産投資などの本業以外の業務に色々手を染めていました。

膿を出しきる
その結果、2000年には負債は最大470億にまで膨らんでいました。これでは倒産するしかないという状態にまで追い込まれ、新経営者の大東社長は一念発起し、最初に全ての膿を出し切る決意をしました。

原点回帰
本業以外の事業への迷いも相当あったと社長は述べます。しかし、その未練を断ち切り、本業一本にしぼり、再建計画を練りました。もう一度、創業精神に返らなければならない。「美味い、安い、早い」餃子を提供しなければならない。そうやって、改めて進むべき道が明確になりました。

任せる
現在、王将は直営、FC合わせて500店舗以上あるそうですが、個店主義、店長主義をいち早く取り入れた企業でした。店長の情熱、活気、本気、やる気、こだわりが遺憾無く発揮されるようにとの配慮でした。現場の店長無くして王将無しというぐらい、店長には感謝しているし、その分多くの裁量権を与えてのびのび仕事をしてもらうという方針です。40品のグランドメニュー以外は和食、洋食、何でも提供していいというのも面白い要素でした。
本部は後方支援するのが役目であり、役者は店長でした。

こういった努力が実り、今年の決算に至ったようです。

自らも、溜まっている「膿」はないか、改善すべき悪癖はないか、日々省みる必要があります。そして、自分の目指す方向はどんなものだったか、道はそれていないか、これまた省みる必要があります。自分ひとりの場合は、自分が役者です。しかし、目指す方向が一緒の仲間が集まったら仲間が役者です。仲間を立てて自分は支援する。こういったスタンスで仕事ができると、皆が気持ち良く仕事することができるのだろうなと思いました。

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軽口を叩かない

人と話をするとき、どうしても空気や会話に無意識に反応してしまうことがあります。

無言の状態や気まずい空気というのがあまり好きではないので、その状態を作らないように努力してきた結果が無意識で何かを喋るという状態になったのではと思います。

しかし、無意識で出てくる言葉というのは、必ずしも適当なものではなかったりします。

会話に限っては一日に何度も振り返る習慣がありますが、決まって「微妙なことを言ってしまった」と思う言葉というのは、無意識で出てしまったときの言葉が多かったりします。

あるいは、あまり好ましくない(人の悪口ではないが、噂話や人の批評など)話しを相手の調子に合わせて、続けてしまうことなど、どうしても目の前の相手を優先してしまう傾向があります。

これは、非常に良くないなと思います。

言葉はもっともっと慎重に選ばなければなりません。
相槌などの反応はしても、言葉として反応することを慎み、よく考えて喋るように心掛けていきたいと思います。

この件で、フィードバックを頂いたので紹介します。

私も気を付けていることの一つです。
かの王貞治氏は誰のときも軽々しく相槌を打ったり、ましてや合わせて偽口を使うことはけっしてないと、かつての盟友張本氏が言っていました。

私のような流れ者は、いち早くとけこもうと、至る所で判らないことでも相槌を打ってしまいがちです。
しかし、それで得た信頼関係などは薄氷のもので、いざ渡ろうとすると見えていた対岸さえも消えていることが多々あります。

確かに毎日拝読しています。
色即是空、空即是色。
人の作った常識など何のあてにもなりません。
お互いしっかりと日々自分形成に努めてまいりましょう。
がんばってください。

縁尋機妙・多逢聖因

縁尋機妙(えんじんきみょう)
安岡正篤先生の良く使う言葉です。
「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙なるものがある」

多逢聖因(たほうしょういん)
こちらも対句のように使われた言葉です。
「よい人に交わっていると、気づかないうちに、よい結果に恵まれる」

これまでを振り返ってみてもまさにその通りだなぁと小さいながらも実感するものであります。

縁は大切にすればするほど大きく育っていくことがわかります。
また、よい人と一緒にいると本当によい結果に恵まれます。

だからこそ、よい人と一緒にいられるような人間でなければならないし、ご縁を頂けるような、ご縁が広がるような人間であらねばならないと思います。

縁の大切さ、交友関係の大切さは多くの偉人の語るところです。

自分は、そのご縁に、交友関係に相応しい人間であるか、常に自問自答して戒める必要があるなと強く感じます。

論語で曾子が言いました。

我、日に三度我が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝ふるか。

毎日、何度も我が身について反省する。
人のために考えてあげて真心から出来なかったのではないか。
友達と交際して誠実でなかったのではないか。
よくおさらいもしないことを受け売りで人に教えたのではないかと。

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モノサシと共に生きること

「生きる」ということが難しいと思ったことは今までなかった。

むしろ、生きることは何て楽で楽しいことだろうと思って生きてきた。

なぜなら、辛い事や楽しくないことを全て見ないように、しないように生きていたからだろう。

最近、少し生きることが大変だと感じるようになった。

これは、自分にとってとても良いことだ。と思った。

ようやく「生きる」ことと向き合え始めたような気がした。

ポジティブという言葉や前向きという言葉を良く聞く。

考えなしのポジティブさと前向きさほど恐ろしいものはないなと自分を振り返って思う。

考えなければならなかった。

考えなければ。

考えるということはとても大切だった。

そのためには、考える「問題」に気付くということがもっと大切だった。

問題に気付くには、モノサシが必要だった。

モノサシは自分で作って調整して、あるいは、最初は人から与えられたり、直されたりして少しずつ正確になる。

モノサシを正確に作っていくことが問題を見つける本にあるのだと思った。

モノサシを作る。

自分なりに正確に作る。

人様から曲がってるよと言われたらまた直す。

たまに太陽にかざしてみる。

影が真っ直ぐ伸びているか確認してみる。

そうして少しづつ真っ直ぐになる。

引き出しの中に入れたまま忘れていたモノサシの存在に気付き、埃を払い、綺麗に磨いて、これからまたこのモノサシをしっかりと手に携え歩んで生きたいと思った。

モノサシとは自分自身だった。

言葉の力

古来、言葉には言霊(言魂)と言って魂が宿ると信じられてきました。
不思議と言葉にはエネルギーが込められているようです。

言霊というと日本的な感性かと思いきや、キリスト教の聖書(ヨハネ伝)でも、「初めに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった。」とあるそうです。

言葉は思考(思想)であり、思考・思想は神の智慧ということだと思います。これは万国共通の概念なのかもしれません。

それゆえ、良い言葉を発する場合は、良い結果が訪れ。
悪い言葉を発する場合は、悪い結果が訪れるという真理が信じられているのだと思います。

道元禅師は「愛語、能く廻天の力あることを学するべきなり」と説きました。愛語には人を幸せにするだけでなく、人間の一生、ひいては国家、世界をも動かしてしまうほどの力があることを知りなさいということです。

愛語」とは、愛のある言葉、慈愛の念より生ずる言葉です。

愛語というは 衆生を見るに まず慈愛の 心をおこし
顧愛の言語を ほどこすなり
愛語を好めば ようやく愛語を 増長するなり
しかれば 日頃しられず 見えざる愛も 現前するなり

また、良寛禅師は「戒語」という形で戒めるべき言葉を挙げました。
一例ですが、言葉の多き、口の早き、もの言いのきわどき、話の長き、もの言いのくどき、もの言いのはしなき、言繰る、表裏口などなど。(全部挙げるとかなり多いです。)

全部守ろうと思うと何も喋れなくなりそうなくらいです。

孔子も「言は訥がよし。」としています。
口は重いほうが良いということで、結局、喋れないくらい慎重なほうがいいということかもしれません。

逆に、キリスト教の聖書、仏教の経典、儒教の四書五経などは声に出して読むのが一番だと言います。声に出すとその音の力が通うということです。

四の五の言わずにいいから詠め。ということですね(笑)

文字にこだわってはいけないと先人は言います。
詠めば自ずと意味が通じると言います。

速読技術がもてはやされる風潮のなか、これは面白いことだと思います。
実学として即活用されるようなスキル、ノウハウの勉強は効率が求められるので速読でいいのではないかと思います。
しかし、真言というか、真理の言葉や、素晴らしい(美しい)文章というのは音読するのが良いのだということも最近よく学ぶところです。

ともあれ、言葉は大切であり、エネルギーを持っていることが改めて実感できました。

喋りすぎる自分としては、このことを常に意識し、不用意な言葉、心無い言葉を発することのないよう注意しなければなりません。また、素晴らしい文章は、音読していくということも意識していきたいことです。

「現代の覚者たち」の森信三先生のくだりを読んで感じた感想でした。
いつも本をプレゼントしてくれる友人に感謝―。

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ムハマド・ユヌス氏に学ぶソーシャル・ビジネス

「ビジネス」と聞くと「金儲け」かと大半の人は思います。
ビジネスのほとんどが金儲けにしか使われてこなかった結果だと思います。

しかし、ビジネスというものは決してお金儲けをするためだけの手段でないことが、ムハマド・ユヌス氏のお話を伺うことで良く分かります。

貧困なき世界を作る

これが、銀行家ムハマド・ユヌス氏の掲げるミッションです。
マイクロクレジット(貧困層を対象とした少額の無担保融資)は、世界60カ国以上に広がるなど、様々な社会貢献活動が評価され、2006年にはノーベル平和賞も受賞しています。

そんなムハマド・ユヌス氏から学んだことをまとめます。

ビジネスの「動機」であるべきもの
動機は非常に重要だと思います。現状のビジネスのほとんどが「金儲け」という動機のもとに作られています。しかし、氏は「問題」が動機となるべきだと語っています。
問題とは、貧しい国なら「貧困」「健康」「衛生」や、世界的に見ると、「エネルギー問題」「食糧問題」「環境問題」など様々です。これらの問題を解決したいという動機のもとに始められるビジネスをソーシャル・ビジネスと言っています。

金儲けができれば良いのではなく、極論コストが回収できればいいのです。
事業に費やしたコスト(勿論適正な人件費も含む)が回収できれば、自分が会社が身銭を切ることなく、社会が世界が良くなります。これほど素晴らしいことはありません。
利益ではない配当。社会貢献。それを氏は「心理的配当」と言っていました。
こうであれば、必要以上に儲ける必要はなく、また奢侈に驕ることもなくなるのではないかと思います。

障害にぶつかったときには
現場へ行く

氏曰く、「人々の元に出向いて話をし、何が起こっているのかを実際に確かめる。」

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」と言ったことで一躍有名になった刑事がいますが(元々有名)、「問題」は現場にあったはずです。その問題を解決するために活動している以上、障害にぶつかれば現場に出向くというのが基本的なスタンスだと言うことです。

時間をかけて良く考える

氏曰く、「何か新しいことを思いついた時には、じっくり時間をかけて行うということです。」

一分一秒を争い、同業他社を出し抜き、利益を確保することが目的ではありません。
どうやったら一番良い方法で人々のためになることができるか。競うとしたらその点のみです。そうであるからこそ、確実にじっくりと成果を出していく活動に専念できます。

このように、ソーシャル・ビジネスとは資本主義が求めたビジネスとは違った価値観で成り立っています。

日本ではわざわざソーシャル・ビジネスなんて呼ばなくても、そのような思想でもって大勢の経営者がビジネスを考えているし実際に活動していると思います。それが、日本の本来持っている「困っている人を助けなければ。という助け合いの精神」であり、素晴らしさだと思います。

自分もその一人として社会問題に取り組むビジネスをしていけたらと思いました。

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考えたら実践し、実践したら考える

水泳の先生が3年間講義をしました。
息継ぎの仕方、水の掻き方、バタ足の仕方。
なるほど良く分かりました。と、言ってドボンと水に入ったら泳げるか。
やはり泳げないかと思われます。

体験を通さなければ何事も体得できない、ということの一例です。

海の塩辛さは自ら海に入らなければわからないのと同じように。

僕がこの一年をかけて学んでいることは、人としての正しいあり方を見直すものでした。

よって人間関係にはかなり気を使っています。
(それで気を使ってたの?と思うかもしれませんがw)

今までラフに行ってきたことが随分慎重になりました。
(いや、、、まだまだ、言うほど慎重になりきれてはいませんが。)

ただ、意識してこなかったことを随分と意識するようになりました。

しかし、まだまだ配慮が足りなかったのでは?
慎重に出来なかったのでは?ということが山ほどあります。

振り返るとガッカリすることが多い毎日です。

あのときの発言はもっとこうしておけば良かった、態度はこうであれば良かったということが尽きません。

かなり窮屈です。

しかし、スポーツでも勉強でも何でもそうです。
「道」と付くものは特にですが、最初は非常に窮屈です。

そう言えば、花道君も「シュートの正しい型を覚えるときは非常に窮屈だった。」
と言っていました。

型を覚えるまでは誰でもぎこちないんですね。

だから、この状態が自然となるまで実践あるのみ。継続あるのみ。

それにしても、自分の生き方のスタイルを変えるって大変です。
今までも自分の生き方を大きく変えようと試みたことが一度ありました。
大学のときです。その時は、楽しい方向、本能的な方向、つまりは「開放」という形だったので、なんの苦痛もありませんでしたが、逆は非常に大変です。

楽してきたので自業自得ですが。

孔子の言う、

従心所欲、不踰矩(心の欲する所に従って、矩を踰えず。)

という境地に一日も早く至れるよう日々精進あるのみです。

う~ん。
矩を踰えずという境地で、開放したら大変なことになってしまうじゃないかと。
今からワクワクしています。

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時代の転換期―新しい価値観を見出す

致知11月号「時代を切り開いた男たち」童門冬二さんと松平定知さんの対談を読んで。

時代が大きく変わるとき、そこには必ず新しい価値観がありました。
新しい価値観をベースとして国作りをするということは至難の業です。
しかし、歴史上の偉大な人物達はそれを成し遂げてきました。

一例をメモがてら載せてみます。

源頼朝

時代:平安→鎌倉
提案:貴族主義(貴族社会)→実力主義(武家社会)
新しい価値:土地=実力
理由:血筋のあるものが統治するのではなく、本当に実力があるものが統治する
備考:「一所懸命」という概念を作り上げた。

織田信長

時代:戦国→安土
提案:土地→文化(茶器)
新しい価値:文化=実力
理由:優秀な部下が増え、報酬となる土地が減ったため
備考:「一所懸命」という概念を覆した。

徳川家康

時代:桃山→江戸
提案:戦(下克上)→平和
 君、君たらざれば、臣は臣たらず→君、君たらずとも、臣は臣たれ
新しい価値:朱子学
理由:争いの無い長期政権を維持するため
備考:武士は民を治めるため武から文へ。

これから、大きくうねる時代、新しい価値観はどんなものが相応しいのか。
やはり、「物質」「消費」から「環境」「共生」へという価値の転換なのか。
はたまた別のものなのか。

一つ考えてみることには、価値観がどんなものになろうと、どれほどの偉人であろうと、時代が求めていない価値観を強制することは非常に困難なのじゃないかと思います。

一時的には可能でも、継続的なものにはならないと思います。

そう考えると、天下を動かすほどの新しい価値観というものは、戦略的に誰かが意図できるものではなく、時代や社会が求めてくるのであって、それを敏感に感じ取り、実行した行動の人がいたという認識になります。

松下幸之助翁は「世間は正しい。世間は鏡のごときもの。世間は神のごときものだ。」と言い、新しく事業を展開するときには世間様の価値観でもって判断しました。

価値観というものは、提案者の都合・主張で作るのではなく、時代が求めるものだと思います。
社会、世間様、人様が求めるものだ思います。

また、空海の言葉に「書もまた古意に擬するを以て善しとなし、古迹に似るを以て巧みとなさず」とあります。それを受けて、松尾芭蕉の言葉に「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」とあります。

歴史上の偉人達の表面的な成功を求めるのではなく、その真意を見極めていくことも大切だと教えられます。

偉人の求めたるところを求め、世間の求めたるところを求めていく。
そんな生き方を心掛けていきたいと思います。

月刊致知参考:致知2009年11月号

取捨選択―ひとつの覚悟

人生というのは、取捨選択の積み重ねだと感じることが多い今日この頃。

何を取って、何を捨てるか。

良いものだからといって、良いもの全てを取って進歩発展できるかと言ったらそうではないように思います。あっちも取って、こっちも取ってだと、寄り道ばかりでちっとも前に進めなくなります。

その時々の状態に合わせて、判断が必要となります。

自分は、良いものと出会うとつい何でも取り入れたくなる癖があります。
しかし、最近少し成長したのではないかと思うことに、あるいは、自分のキャパシティを知った、分をわきまえたという言い方もできますが(笑)、取捨選択ということができるようになった点があります。

取捨選択というのは一つの覚悟だなと思います。

目指す方向(覚悟)が定まり、己の分を知れば、自然と取捨選択せざる負えなくなります。

どれほど素晴らしいと思ったものでも、目をそっと閉じて、脇目を戻せるような自制心をしっかりと備えていきたいです。

また、出会った良いものそのままの状態では、我が道に沿うものでなかった場合、それを我が道に沿うような形に変化応用できる能力も合わせて身に付けていく必要があるなとも感じます。

芯は通せど、頑なになることなく、剛柔合わせ持った判断をしていきたいと思います。

コーチング・マネジメント―自発性を引き出せるか

ふとしたご縁とご好意で、コーチ21という会社に遊びに行くことになりました。

恥ずかしながら、それまでは知らなかったのですが、コーチング業界ではパイオニアということでした。

会津大学に一冊コーチ21の伊藤守会長が執筆した「コーチング・マネジメント」という本があったので借りて読んでみました。

物凄く簡単にレビューします(笑)

コーチングとは一言でいうと、「自発的な行動を促すコミュニケーション」である。

教える」のではなく、自分自身の頭で考えさせ、気付かせ、実際に行動に移してもらえるように導く。
即ち、考えてもらえるような「質問」をする。
ということがこの本では大きなポイントとなっています。
そのための細かいスキルやノウハウ、知識が追って説明されていました。

個人的な気付きとしては、「自発的な行動を促す」という部分が非常に納得できました。

自分自身の経験からもそうですが、自ら「何とかしなきゃ!」と思えないかぎり、やらされているだけで、自発的な行動にはなりません。「やらされているだけ」のことは、その瞬間は出来ていても継続しません。

孔子も言っています。

如之何(いかん)、如之何と曰わざる者は、吾れ如之何ともすること末(な)きのみ。

「どうしようか、どうしようか」と自問自答するくらいの段階に達してない者には、教えようがない。ということです。

真の教育は教わるものの自発性を高めることに力を注ぐべきである。

「高校生が感動した『論語』」の著者、慶應高校の名物講師、佐久協氏も教育の真理をこのように説明していました。

自発性を生み出す。

これが究極の教育である。

そのためのスキルの一つがコーチングであるということがわかりました。

「自発性を生み出す」奥が深いテーマです。

そう言えば、以前「自発性を育む」というテーマで書いたブログがありました。

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見て感想を書いたものですが。
子供・部下そして自分を育てる6つの極意」も参考にどうぞ。

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