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南無地獄大菩薩

江戸時代の禅僧に白隠慧鶴という名僧がいました。
白隠は、地獄に恐怖し、その恐怖を克服するために仏道修行に励み、悟りを得、その悟りによって人々を救済したそうです。つまり、地獄がなければ、白隠の悟りもありませんでした。ゆえに、白隠がのこした墨蹟のなかには、「南無地獄大菩薩」というものがあります。

地獄というのは、抽象的ですが、自分の不遇や、経済の不況、天災など、具体的な地獄は色々あります。

ただ、その苦を苦として受け止め、その苦しみのなかから、自分を鍛え上げていく。そして自分を鍛えるだけでなく、多くの人々も救うていこう。これが菩薩の生き方だということだ。と、松原泰道老師がエッセイで語っていました。

確かに、人間苦しい状況に立たされると、必要以上に自分を責めたり、また、人に頼りたくなる気持ちが出てきます。それでも、苦を苦として、自らを高められる人間になり、世のため人のためになる人間になれればと、老師のエッセイを読んで改めて思います。

(参考:致知2009年4月号

フリースタイルスキー世界選手権 お手伝い4日目

FISフリースタイルスキー世界選手権20094日目の今日はハーフパイプ決勝。

4時半に起きて、現場の準備へ。

スキークロスの日もそうでしたが、決勝はお客さんや撮影クルーがかなり入るので、なかなか疲れます。

しかし、あるスタッフの方が、「スイスの選手が『日本って私達をプリンセスのように扱ってくれて嬉しい。』と言っていた」と喜んでいるのを聞いて、何か嬉しくなりました。

そう言ってもらえると、手伝い甲斐があるし、改めて日本人の協調性や気配りというものは、誇りに思うべきことだなと思いました。

それにしても、生のハーフパイプは迫力ありますね。

こんなの見せつけられると自分も滑りたくてうずうずしてきます。

もう10年近くまともに滑っていませんが(笑

知りて知らずとするは

知りて知らずとするは上なり。
知らずして知るとするは病(へい)なり。
聖人は病あらず、其の病を病とするを以て、是を以て病あらず。 (老子71章)

自分でよくわかっていても、まだ十分にはわかっていないと考えているのが、最もよいことである。
わかっていないくせに、よくわかっていると考えているのが、人としての短所である。
優れた人に短所がないのは、かれがその短所を短所として自覚しているからで、だからこそ短所がないのだ。

一、自分の短所を短所として自覚すること。
一、短所によって害を及ぼさないように心がけ徹底すること。
一、自覚しても自覚しきれていないと考えること。

今、まさに課題として生活していることです。

良い習慣を早く自分の体に癖というほど染み込ませ、染み込んだとて、老子の言う、常に短所を自覚し続けることが出来る人間でいたいと思いました。

老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫) 参考:老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫)
金谷 治

難きを其の易きに図り

寝違えたのか、ここ2週間ほど首が痛くてあまり曲げられない状態。
ネットで調べてみると、寝違え、ぎっくり首というものは、2日~3日に治るものから、1週間~2週間ほど治らないものまであるそうな。
それでも治らない場合は、ヘルニア等の可能性もあるということ。
なので、2週間は様子を見ようと思ったのですが、一向に良くならないどころか痛みが増しているので、本日は病院に行こうかなと。

難きを其の易きに図り、大をその細に為す、天下の難事は必ず易きより起こり、天下の大事は必ず細より起こる。 (老子63章)

首程度で大袈裟ですが、老子にもあるように、あまり事が大きくなる前に診てもらおうと思います(笑

老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫) 参考:老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫)
金谷 治

軽諾(けいだく)は必ず信寡(しんすく)なく

軽諾(けいだく)は必ず信寡(しんすく)なく、多易(たい)は必ず難多し。 (老子63章)

確かにその通りだなと思います。

自分は、頼まれ事はあまり断りたくない性分ですし、しっかり考える前に快諾してしまうほうなので、はっと思い知らされました。

何も快くすぐに快諾することがいけないと言っているわけではないと思いますが、物事を簡単に軽諾してしまい、その後になって、やはりこれは出来ない。間に合わない。
などでは信用を無くすと言っているのだと思います。

承諾したものには、全て責任が伴います。
その責任を全うできると判断したら快諾したらよいし、諸々の条件を考え、期待に副えない場合は断る。
この「断る」という行為をもっと前向きに実践できたらと思います。

その場限りの気持ちよさではなく、希望、要望を成就する最後まで、相手にとって気持ちの良いお付き合いをしたいと思いました。

老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫) 参考:老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫)
金谷 治

民に利器多くして、国家ますます昏(みだ)る

文明の利器は物質的な豊かさと時間的な余裕を生み出すが、人々の怠惰と狡知とともに精神の貧困を招くだろう。
むかしの素朴な生活のなかで培われた健康な活力と素朴な人間味とを、ふたたび取り戻す必要がある。
さかしらの知恵と欲望に責め立てられて、外に向って駆け出すところに、人間の不幸が生まれのだ。(老子57章)

今から2000年以上昔の話です。

2000年以上経った現在、訴えられていることは何も変わっていないようです。

文明の利器が人々の本当の幸福というものを生み出すには至ってないからでしょうか。

火という道具を得たときの感動は、ロケットで宇宙を行き来できるようになること以上だったと想像します。

絵を書き、それが記号になり、言葉になり、コミュニケーションを始め、生物的にはとてつもなく弱かった人類が、地球上でここまで躍進したことは凄いことです。

文明が人間を人間たらしめている理(ことわり)のひとつかもしれません。

しかし、まだ人間はその文明や利器との付き合い方が上手くありません。

自然との付き合い。人が生み出す非自然との付き合い。

いつの日にか人類がその中庸を得ることを夢見て、今できることを日々精進していきたいと思いました。

老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫) 参考:老子―無知無欲のすすめ (講談社学術文庫)
金谷 治

日本の原点を学ぶ 大和言葉合宿 2009

日本の原点を学ぶ 大和言葉合宿

~会津藩校日新館にて特別開校~

日本語は、人類最古の言語です。その理由は、一音一音がハッキリと発音されていることと、発声がそのまま意味を表していることにあります。たとえば、口を大きく開けるア音は開く意味となり、すぼめるウ音は閉じる意味になります。
音がそのまま意味を持つことから、日本語は素晴らしいコトダマの言葉となりました。
そして、言葉は思想でもあります。日本には、広くて深い思想があります。それは大和言葉を学ぶことによって明らかになります。

日本に生まれて良かった

と、喜びを感じて頂ける合宿になるはずです。

当日スケジュール(WORDファイル)

日時
6月13日(土)、14日(日)
会場
福島県会津若松市 会津藩校 日新館 (地図
受講料
1泊2日 25,000円(宿泊費、飲食費、テキスト代全て込み)
主催
やまとことば合宿推進委員会
問合わせ先
野口 雄介 TEL/090-6226-0175 (WEBでの申し込みはコチラから)
【講師】 林 英臣

人間学経営研究所 所長松下政経塾第一期生東京・政経倶楽部 顧問

林英臣先生

1957年 静岡県浜松市生まれ。本家は京より下向した社家。9歳から独自の「世界平和の祈り」を始め、17歳で東洋文化研究に素志を固める。以後、中国医学・武道・ヨガを修め、日本思想・東洋思想・仏教思想を研究。文明法則史学の提唱者、故・村山節氏からは文明800年周期論を、故・松下幸之助氏からは人間学に基づく経営思想を学ぶ。

現在、経営者・政治家・学生・青少年など幅広い層を対象に、年間約150回の講義・講演をこなしている。その内容は、文明論・大和言葉・論語・韓非子・老子・孫子・武士道哲学・幕末志士論・松下経営思想など多岐に渡り、聴衆を飽きさせない平易で雄弁な語り口にファンが多い。

平成17年の、スカパー衛星放送・中国思想講義(論語シリーズ)も好評を博した。

また、「政治家天命講座(東京・京都)」を主宰して、国是を担う志士政治家を育成している。(林英臣政経塾主催、2009年現在第四期生が入塾)。著書は、ロングセラーの『縄文のコトダマ』をはじめ、『超文明論』『志士復活』『人間力を磨くヒントとコツ』など20数冊を数える。『人を動かす「7つの術」』は、「本当の人間通になる1冊だ」と竹村健一氏が激賞した話題の書。最新刊は『心の的を射る人・外す人』。共著の最新刊は『真・日本再生』

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会津 立志セミナー 2009年スケジュール

  • やまとことばの世界観 第7回 5月9日(土) 「アマ(時空)」
    • 大宇宙に、どう自己を確立させるか
  • やまとことばの世界観 第8回 6月6日(土) 「ミナカ(中心)」
    • 有機体には必ず中心がある。中心から広がる生命体的組織を育てよ!
  • やまとことばの世界観 第9回 7月4日(土) 「クミ(組織)」
    • タテ・ヨコをどう組み立てれば整った組織となるのか?
  • やまとことばの世界観 第10回 10月3日(土) 「ムスヒ(造化)前半」
    • 生成力の源である陽と陰の働きを、どう起こしたらいいのか?
  • やまとことばの世界観 第11回 11月7日(土) 「ムスヒ(造化)後半」
    • 古事記に伝えられている地球の成立過程とは
  • やまとことばの世界観 第12回 12月5日(土) 「マトメ(綜合)大和言葉総集編」
    • 国学の神髄、我が国固有の思想を大和言葉で解き明かす
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